閉じつつ開き、敷地に最適化する

ソラストいちかわ保育園

千葉県市川市の住宅街に計画された認可保育園。子どもが大声で元気よく建物内で遊べるように、周囲の住宅に対しては閉じつつ、中庭を設け内側に開いた。中庭を通して、すべての保育室に明るい光が降り注ぐ。中庭があることで視線が交錯し、年齢によって居場所は違うけれども、お互いの姿を感じながら、子どもたちが一日を過ごすことができる。住宅が並ぶ周囲の街並みとスケール感を揃えるため、建物を分節し、2つの動きのある切妻屋根を架けた。

DETAIL

  • 所在地 千葉県市川市
  • 用途 保育所
  • 規模 地上2階
  • 構造 木造
  • 敷地面積 376.21㎡
  • 建築面積 225.25㎡
  • 延床面積 429.03㎡
  • 設計監理:建築 蘆田暢人建築設計事務所 
    担当:蘆田暢人、大島優夏
  • 設計監理:構造 中田捷夫研究室 担当:中田滋之
  • 設計監理:設備 EOSplus 担当:高橋翔
  • 施工 ドゥ・ベスト・ホーム
  • 写真 繁田諭