さりげない優しさで子どもたちを包み込む

にじのき保育園

東京メトロ東西線の高架下に計画された、千葉県市川市の認可保育園。子どもが過ごす場所として最適な空間を提供することを目指して設計を行ったプロジェクト。高架の鉄道の影響を受けないよう天井の下地に留意した。保育環境としては、天井を吸音材とすることが望ましいが、一般的な吸音材では味気ない。木製の吸音パネルを採用し、壁と床も天然木で仕上げ、十分な性能を満たしながらも子どもを優しく包み込むような空間となるように企図した。

DETAIL

  • 所在地 千葉県市川市
  • 用途 保育所
  • 延床面積 90㎡
  • 設計監理 蘆田暢人建築設計事務所
    担当:蘆田暢人、河原清子
  • 施工 明和建工 担当:多喜代和昭
  • 写真 繁田諭